Bonheur Management Consulting

ボヌール マネジメント
コンサルティング

COLUMN
2025.09.04

共有土壌づくり 後編:効率的で活力の出る会議の開催方法(第17回)

会議に費やす時間はどの企業でも膨大ですが、その時間が「信頼と成果を生む場」になっているでしょうか?
本稿では、会議を“共有土壌”を育てる場へと変えるための3つの視点から、具体的な改善策をお伝えします。


■ なぜ、会議が組織文化を決めるのか?

多くの職場では、会議が形骸化してしまっています。
たとえば…

  • リーダーの自己満足で終わる一方的な会議

  • ダラダラと報告が続くだけの会議

  • 活発な意見が出ず、結論も曖昧な会議

本来、会議とは組織の力を前に進める場です。
特に「問題解決」や「対策立案」を目的とした会議がうまく機能すれば、チームに活力と成果をもたらす源泉になります。


■ 会議を変える3つのポイント

① 準備が会議の水準を決める

  • 会議のゴールと仮説をリーダーが明確にしておく

  • 報告資料などは事前提出・事前読み込みを徹底

  • 必要な情報と参加者の予習状態が、会議の質を決める


② 進行は「対話」と「型」で設計する

  • 会議は“問いかけ”から始め、確認と対話で展開

  • 問題解決のプロセス(現状・真因・対策案)に沿って進める

  • ブレストの時間を設ける/1人1分で意見を述べるなどの工夫が有効

  • リーダーは「質問」を使って知恵を引き出すファシリテーターに


③ 決定と行動につなげる仕組みを持つ

  • 会議の最後には「決定事項」「宿題」「担当」「納期」を必ず確認

  • 議事録はリアルタイムに作成し、遅くとも当日中に共有

  • 次回は“前回の振り返り”と“宿題の報告”から開始し、会議の継続性と質を積み重ねていく


 

■ 会議を通じて“共有土壌”を育てる

この3つのポイントに取り組むことで、会議は回を重ねるごとに深まり、
参加者の知恵と経験が“集団の資産”として蓄積されていきます。

結果として、

  • 問題解決のレベルが高まり

  • 組織の文化や行動の水準が一歩ずつ向上していく

これが、「共有土壌づくり」後編としての会議改革の本質です。


■ 共有土壌づくり 三部作の締めくくりとして

本シリーズでは、以下の3回にわたって“共有土壌”を育てる取り組みをご紹介してきました:

  1. 前編:文化はリーダーの背中から生まれる

  2. 中編:信頼関係は“聴くこと”から

  3. 後編:効率的で活力の出る会議の開催方法

どれも、「信頼と活力のある現場」をつくるための大切な土壌です。


■ 次回予告

次回からは「共創土壌づくり」シリーズに移ります。
「上下関係を整備し、部下も上司も互いに成長を目指す」考え方と手法について複数回にわたってお伝えします。

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